いびきは、なぜ起こるのでしょうか?その原因には、次のようなメカニズムが挙げられます。
のどの奥の粘膜や、お口の中の天井部分の後方にある軟口蓋(なんこうがい)、またそこから下に垂れている口蓋垂(こうがいすい)が、空気の流れによって振動すると音が出ます。これがいびきです。
軟口蓋や口蓋垂は、粘膜のヒダです。このヒダの幅が広がったり長かったりすると、わずかな空気でも振動を起こして大きないびきにつながりやすくなります。つまりいびきは、のど自体の体積を広げて空気の通り道を作れば改善が可能です。
いびき改善のため、当院はレーザーの老舗・Fotna社の最新のレーザー機器「LightWalker(ライトウォーカー)」を導入しています。この機器を使ってお口の中の粘膜にレーザーを照射し、いびきを改善します。
レーザーを照射すると、のどの奥の粘膜や天井部分(軟口蓋や口蓋垂)が熱エネルギーによって引き締まるため、のどの中の空気の通り道を確保することが可能です。またレーザーの光によって皮膚や粘膜にコラーゲンの生成を促し、引き締まった状態を継続させる効果を得られます。
お口の領域のスペシャリストである歯科医師が処置をいたしますので、効果が出やすい部分に対し、より適切なレーザー照射が可能です。お口へのレーザーの当て方やほおの引っ張り方に至るまで、患者さまを不快な気分にさせにくい治療をご提供できる点も、スペシャリストだからこそです。しっかりと安全性に配慮して、いびき改善を促していきます。
多くの場合、1クール(5回)の治療で、いびきの症状がかなり改善されます。3週間に1度のスパンで来院いただき、症状が改善された後も、いびきの再発防止のため、4~5週間に1度照射すると効果が持続しやすく、おすすめです。
なお、当院の患者さまの例ですが、CPAP療法(シーパップ療法)といわれる閉塞性睡眠時無呼吸(へいそくせいすいみんじむこきゅう)タイプに有効な治療方法を行っている方の場合でも、7~8回のレーザー治療でCPAPの装置が不要なレベルにまで改善したケースも少なくありません。
軽度から重度まで、いびきでお困りの方のお力になれたらと思います。
前述のレーザー機器を用いた当院のいびき治療には、以下のようなメリットがあります。
ご自身はもちろん、ご家族など周囲の方がいびきでお悩みなら、ぜひお気軽にご相談ください。
初めに、口腔内(お口の中)の状態を確認します。
レーザーを約15分照射します。これを1サイクルとし、1回の治療につき4サイクル照射を実施。3週間に1回の頻度でレーザー照射を行います。
治療直後からお食事が可能です。痛みや熱さもほとんどありませんので、ダウンタイムがなくアフターケアも不要です。いびきの症状が改善された後も、4~5週間に1回照射することで効果が継続されやすくなります。
レーザーを照射し、お口の中の軟口蓋や口蓋垂の粘膜を引き締め、空気の通り道を確保することでいびきの改善を図ります。
1クール(5回) | 165,000円 5回目以降は1回あたり22,000円 |
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治療の期間・回数:5~10回程度
リスクや副作用:多少熱さを感じることもあります。
※自費診療となります。
※金額は税込み表記です。